目的別の入院病棟

入院病棟・介護医療院のご案内

当院では、「地域包括ケア病床」「医療療養病床」「介護医療院」の3タイプの病床・施設を備えており、患者さまの病状や要介護度に合わせて最適な医療・看護・介護を提供しています。

地域包括ケア病床 (20床)

急性期を終えた後のリハビリが必要な方、在宅・施設療養中に急に入院が必要になった方などに対し、リハビリや治療を行い、在宅・施設復帰を支援する病床です。保険診療上、入院期間が60日以内に定められているのが特徴です。

【このような方が地域包括ケア病床の対象です】

  1. 急性期治療後、日常生活動作(ADL)向上や誤嚥予防のリハビリが必要な方
  2. 自宅・施設での療養中に、一時的に入院が必要になった方
  3. かかりつけ医の先生から、入院が必要と判断された方
  4. 自宅で介護しているご家族に、病気や急用が生じた場合(レスパイト入院)

など

医療療養病床(85床)

医療療養病床は、急性期治療を終えて慢性期にある患者さんに対し、医療措置やリハビリなどのサービスを提供します。比較的安定した患者さんを対象とした病床です。

以下の医療行為が必要、または該当する状態である方。

  • 点滴
  • 腹膜透析
  • 中心静脈栄養
  • 経管栄養
  • 人工呼吸器
  • 1日8回以上の喀痰吸引
  • 感染症
  • 気管切開
  • 酸素療法
  • インスリン
  • 指定難病
  • 褥瘡・潰瘍
  • 疼痛コントロール
  • 認知症
  • 終末期のお看取り

など。

この他の医療行為が必要であっても検討可能です。
事前に医療機関から頂いた情報と、ご家族から頂いた情報により総合的に判断します。

目的別の入院病棟

介護医療院(定員60名)

介護医療院では要介護者の方に対して、医療・介護・生活の場を提供しています。
病床ではありませんが医師が配置されているため、喀痰吸引や経管栄養など医療ニーズの高い要介護者の方にも対応できます。
また、パーティションやカーテンで仕切られているため、4人部屋であってもプライバシーが守られる点も介護医療院の特徴です。